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ファン・ダイクの後釜がリバプール加入に近づく？

　イギリスメディア『チーム・トーク』は現地時間12日、リバプールがトリノのオランダ人DFペール・スフールスの獲得を目指していると報じた。リバプールは、30歳を過ぎたフィルジル・ファン・ダイクとジョエル・マティプの両CBの後継になる存在を求めているという。

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　同メディアによると、リバプールは以前、新CB候補にヴォルフスブルクのミッキー・ファン・デ・ヴェンの名前を挙げていた。しかし、ファン・デ・ヴェンはトッテナムへ移籍が近づいているため、リバプールはスフールスを新たな最優先事項として捉え、既に3000万ユーロ（約42億円）のオファーをトリノに提出したようだ。

　しかし、スフールスにはクリスタル・パレスも関心を示しており、イタリアメディア『フットボール・イタリア』によれば11日に、リバプールの提示額を上回るクラブ史上最高額の3500万ユーロ（約49億円）のオファーを提出し、合意が近づいているという。

　ただこれに対し、リバプールは次なるオファーで、トリノが要求している4000万ユーロ（約56億円）の移籍金を支払い、クリスタル・パレスとの獲得競争に勝とうとしていると、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。

　さらに、同紙によるとスフールス本人は「来週中に移籍を決めたい」とチームメイトに話をしているという。『チーム・トーク』はリバプール移籍の可能性が高い理由として、UEFAヨーロッパリーグに出場できることを挙げる。条件面と環境面を総合すると、スフールスのリバプール加入はそう遠くないうちに実現するかもしれない。