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冨安健洋は左サイドバックで練習中。アーセナルのオプション、アルテタ監督は縦パスを称賛

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



冨安健洋は今季左サイドバックを務める?

 イギリスメディア『フットボール・ロンドン』は現地時間12日、サッカー日本代表DF冨安健洋が今季左サイドバックとして起用される可能性があると報じた。同メディアは、アーセナル公式YouTubeチャンネルが現地時間11日に投稿したプレシーズンのトレーニングの様子や、昨シーズンの起用方法を踏まえて伝えている。



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 守備的なポジションであればGK以外どこでもできるユーティリティ性を持つ冨安は、昨シーズンまで主に右サイドバックとしてプレーしてきた。しかし、今夏にアーセナルが獲得するとみられているユリアン・ティンバーは右センターバック、もしくは右サイドバックを主戦場としており、彼の加入に伴い、冨安は今季、左サイドに回る可能性がある。

 アーセナルの練習動画では、選手たちがそれぞれのポジションに立ち、パスを交換しながらゴールに向かう様子が映っている中、冨安は左サイドで、センターフォワードのガブリエル・ジェズスや左ウイングのガブリエル・マルティネッリとの連係を確認している。そして、冨安の縦パスに対してはミケル・アルテタ監督から「そうだ冨安!」と声が飛んでいる。

 また、冨安は昨シーズンにも数試合で左サイドバックとしてプレーしている。左サイドバックのレギュラーであるオレクサンドル・ジンチェンコが負傷離脱していた10月のリバプール戦やリーズ・ユナイテッド戦などでは、本職のキーラン・ティアニーではなく冨安が起用されており、そのパフォーマンスはSNSで何人かのサポーターから高評価を受けていたようだ。

 移籍も噂されているティアニーの去就は不透明だが、アルテタ監督は冨安を左サイドバックで起用することで、新たな補強をせずにシーズンを戦うかもしれない。

 同メディアによると、冨安は昨年に「どこでプレーするかは関係ない。チームの助けになるなら、ピッチのどこでも喜んでプレーする」と語っている。昨季、度重なる怪我でチームにあまり貢献できなかった冨安は、悲願のリーグ優勝を目指すチームを左サイドバックとして助けることができるだろうか。

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【了】

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