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FC町田ゼルビアは明治安田生命J2リーグで首位を走り、クラブ史上初のJ1昇格に近づいている。今季から指揮を執る黒田剛監督は、どのようにしてチームを勝てる集団へと変えたのか。指揮官と選手の言葉から、強さの理由を考える。(取材・文:ショーン・キャロル)
首位を走るFC町田ゼルビア
日曜日、国立競技場で行われた大一番で、FC町田ゼルビアは後を追う集団をさらに引き離すことができなかった。2点のリードを守り切れずに2失点を喫し、東京ヴェルディに2-2で引き分けている。しかし、J2の先頭ランナーである町田が掲げる初の1部昇格という目標は確かである。
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祝福する前にしなければいけない試合がまだ残っている。ただ、25節を終えて勝ち点10の差をつけているチームが首位を明け渡すような長期的なスランプに陥る危険性は、黒田剛監督率いる町田ゼルビアにはなさそうだ。
町田には素晴らしい選手層があり、7試合負けなし。直近の14試合で負けたのは、5月28日の徳島ヴォルティス戦のみで、後半に2失点して逆転負けを喫している。
サイバーエージェントが関与するようになってクラブの財政状況が改善されたことで、ゼルビアがJ2リーグの強豪として位置づけられるようになったのは明らかだ。これにより彼らは今季、J2で最も印象的なチームの1つを編成することができた。J1やJ2の多くのクラブは、有利な予算を彼らの部門の合計よりもはるかに少ない価値のチームに費やしている。