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Jリーグ 1年前

まさに希望! 大怪我から復活した日本人10人。絶望の淵から帰ってきた勇気と努力の男たち

シリーズ:大怪我から復活した日本人 text by 編集部 photo by Getty Images

大竹洋平(V・ファーレン長崎)

FC東京に在籍した大竹洋平
【写真:Getty Images】


生年月日:1989年5月2日
主な在籍クラブ:FC東京、湘南ベルマーレ、ファジアーノ岡山、V・ファーレン長崎

 プロになる前から大竹洋平という選手の名は、全国に知れ渡っていた。166cmと小柄なレフティーは、天才的なボールタッチで次々とチャンスを作り出すファンタジスタだった。2008年にFC東京U-18からトップチームに昇格。弱冠18歳ながら開幕戦で出場のチャンスを掴み、1年目は23試合4得点という上々の数字を残している。

 2011年に約半年間のセレッソ大阪への期限付き移籍を経験し、翌年FC東京に復帰。4月に入って出場機会が増えたところで、左膝を負傷してしまう。左膝前十字靭帯および左膝内側半月板の損傷という重傷だった。

 翌年に復帰を果たし、8月には湘南ベルマーレへ期限付き移籍という決断を下す。しかし、11月の練習試合で右膝前十字靭帯を断裂してしまう。地道なリハビリの甲斐もあり、翌年8月の栃木SC戦で感動の復帰を果たした。その後、2017年からファジアーノ岡山で2年間、19年からはV・ファーレン長崎でプレーしている。

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