サッカー海外日本人選手 最新ニュース
今日のサッカー界において、最も高い市場価値を記録した日本人は誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、日本人選手の歴代最高市場価値ランキング11~15位を紹介する。※所属クラブは当時、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
15位:中田英寿(フィオレンティーナ)
生年月日:1977年1月22日
最高市場価値:1000万ユーロ(約14億円)
更新日:2004年10月4日(当時27歳)
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1995年、ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)に所属していた中田英寿は、1stステージでいきなり7得点を挙げ、18歳にして鮮烈なデビューシーズンを送った。サッカー日本代表が史上初めてワールドカップに出場した1998年のフランス大会では、21歳ながら主力として3試合にフル出場。国際的に注目を浴びた中田は、その夏にイタリアのペルージャへと移籍した。
ペルージャでは、開幕節のユベントス戦で2ゴールを叩き込むと、セリエA1年目で2桁得点という結果を残した。翌シーズンの冬には、当時としては高額な2169万ユーロ(約30億円)で名門ローマに移籍。外国人枠の関係もあり、ローマでの出場機会は決して多くはなかったが、00/01シーズンには優勝を争っていたユベントスとの大一番で、途中出場から1得点1アシストをマークし、引き分けに持ち込んだ。これがローマにとってターニングポイントとなり、このシーズンにセリエAを制覇している。
フィオレンティーナ在籍時の2004年10月には、市場価値が2000年代の日本人としてはトップ、かつ自己最高額の1000万ユーロ(約14億円)を記録。それから2年後、自身3度目のワールドカップとなるドイツ大会を最後に、29歳で現役を引退している。