DF:須貝英大(すがい・ひでひろ)
所属クラブ:ヴァンフォーレ甲府
生年月日:1998年10月27日(24歳)
J2リーグ成績:25試合3得点0アシスト
昨季はリーグ戦41試合に出場して天皇杯優勝に貢献した須貝英大は、今季もポリバレントな活躍でチームを支える。山梨県出身の須貝はピッチ外でもクラブに貢献しており、地元である中央市のふるさと大使も務める。豊富な運動量でサイドを制するサイドバックで、明治大学ではキャプテンを任されるというナイスガイなパーソナリティーも持つ。
今季は右サイドバックでの起用が続いていたが、関口正大が同ポジションに入るとともに須貝は左サイドバックへ移った。左では内に絞る場面も多く、2得点をマーク。いずれも中央からミドルシュートを叩き込んでいる。
AFCチャンピオンズリーグのグループステージが9月に始まることを考えると、複数ポジションをこなせる須貝の存在は何物にも代えがたい。ただ、甲府にとって重要な存在であるという事実は、J1クラブが狙うにふさわしい実力を持っていることも同時に意味している。