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Jリーグ 1年前

J1が狙う? J2で輝く若き逸材10人。恐怖と希望の移籍市場、夏の“個人昇格”は実現するか?

シリーズ:J2で輝く若き逸材10人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:森田晃樹(もりた・こうき)

東京ヴェルディに所属する森田晃樹
【写真:Getty Images】


所属クラブ:東京ヴェルディ
生年月日:2000年8月8日(22歳)
J2リーグ成績:24試合0得点1アシスト

 昨季、森田晃樹はリーグ戦34試合に出場してキャリアハイの4得点を挙げた。チーム始動日に契約更新が発表され、主将という責任ある立場となった今季、首位FC町田ゼルビアを追う位置につける東京ヴェルディを牽引する活躍を見せている。

 森田の主戦場はインサイドハーフの一角で、細かい動き出しでパスコースを生み出しつつ攻撃に絡んでいく。即時奪回して相手に主導権を渡さないヴェルディのサッカーを貫くうえで、中盤で素早い攻守の切り替えを見せる守田の存在は不可欠。今季はミッドウィークに開催された第9節ブラウブリッツ秋田戦を除く全試合に先発している。0得点1アシストと明確な数字を残しているわけではないが、そういった数字に残らない部分での貢献度が非常に高い選手だ。

 年齢的には大卒ルーキーと同い年だが、森田にはJ2で4年半戦い続けてきた実績がある。その経験値と実力はJ1でどれほど通用するのか。来季、ヴェルディの一員としてそれを証明するのか、他の選択肢を選ぶのか、注目が集まる。

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