海外日本人選手 最新ニュース
欧州の2022/23シーズンが終了し、各クラブは今後に向けて、チームの再編成を始めている。そうした中で、選手の去就に関する話題も増えてきた。今回は、22/23シーズンいっぱいで契約が切れ、新たな所属先を探している日本人選手を5人紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照、情報は10日時点のもの。
MF:中島翔哉
生年月日:1994年8月23日(28歳)
最終所属:アンタルヤスポル(トルコ)
22/23リーグ戦成績:15試合0得点0アシスト
【今シーズンの欧州サッカーは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】
かつてキレの良いドリブルで日本のサッカーファンを沸かせた中島翔哉は、現在無所属となっている。
2017年8月にFC東京から欧州へと渡った中島は、18/19シーズンの途中まではポルトガルのポルティモネンセでチームの中心的存在として活躍していた。2018年のロシアワールドカップ出場は果たせなかったものの、その後発足した森保ジャパンでは一時エース格として、攻撃陣を牽引している。
その中島はカタールのアル・ドゥハイルへの移籍を経て、2019年の夏にポルトガルの名門ポルトに加入。クラブからの大きな期待とともに、10番を背負った。しかし、監督を激怒させるプレーに加え、プライベートの問題ものしかかるなど様々な面で歯車が噛み合わず、小さなドリブラーの輝きは失われていった。20/21シーズンからは2季連続でレンタル移籍に出るも、ここでも結果を残すことができず、昨年の夏にポルトとの契約を双方合意の上で解除している。
22/23シーズンはトルコのアンタルヤスポルに加入したものの、リーグ戦出場は15試合に留まり、1得点も奪うことができないまま、1年前と同様にクラブとの契約を解除。フリーとなった現在は、Jリーグのクラブから関心を寄せられているようだ。