FW
【写真:Getty Images】
FW:アントニー(ブラジル代表)
生年月日:2000年2月24日
22/23リーグ戦成績:25試合4得点2アシスト
FW:マーカス・ラッシュフォード(イングランド代表)
生年月日:1997年10月31日
22/23リーグ戦成績:35試合17得点5アシスト
FW:ジェイドン・サンチョ(イングランド代表)
生年月日:2000年3月25日
22/23リーグ戦成績:26試合6得点3アシスト
本来であればストライカーの補強が必須のマンチェスター・ユナイテッドだが、余剰戦力の売却が進んでいないことやFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)を遵守する考えがあるため、現時点では具体的な獲得候補がリストアップされていない。そのためマーカス・ラッシュフォードをストライカーのポジションで起用する前提でスタメン予想を行った。
右WGにはアントニーが入るだろう。昨夏にエリック・テン・ハフ監督とともにアヤックスから加入したブラジル代表FWは初戦でゴールを決める鮮烈なデビューを飾ったが、結果的にあまり得点に関与することができなかった。今季は昨季より多くのゴールに関与して絶対的なレギュラーを掴みたいところだ。
左WGに新たなストライカーが加入した場合はラッシュフォードが入るだろうが、現時点のスカッドではジェイドン・サンチョが起用されると予想する。このイングランドFWはやや自信を失っているようにも見え、消極的なプレーに終始することが多い。この殻を破り、ドイツ時代の輝きを取り戻せば、不動のレギュラーに定着できるポテンシャルを持っている。
仮にサンチョの不調が続けば、19歳のアレハンドロ・ガルナチョが先発に大抜擢される可能性もある。スピードとフィニッシュワークに優れたウインガーは、昨季の限られた出場機会で3ゴール2アシストと結果を残しており、パフォーマンスの波が安定すればポジション奪取のチャンスも十分にある。
そしてストライカーにはラッシュフォードが入ると予想する。アントニー・マルシャルを起用するプランもあるだろうが、この元フランス代表FWは昨季だけで5つの異なる箇所を負傷するなど怪我による離脱が多く通年に渡って戦力として計算しづらい。一方で、ラッシュフォードはベニー・マッカーシーコーチのお陰でクロスに入る動きなど、ストライカーらしいプレーの精度が上がっており、このポジションでも十分に戦力として期待できるだろう。