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史上最高額は誰だ? 日本人選手の歴代市場価値ランキング1~10位。頂点に立ったのは?

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年8月5日
最高市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
更新日:2022年11月9日(当時26歳)

 サガン鳥栖で頭角を現した鎌田大地は2017年にフランクフルトに移籍。18/19シーズンはベルギーのシント=トロイデンにレンタルへ出て結果を残し、復帰して以降はドイツで安定したパフォーマンスを発揮しており、UEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇などに貢献してきた。

 そんな鎌田の市場価値がキャリア最高に達したのは、意外にも昨年のことだ。22/23シーズン、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの加入もあってポジションをシャドーからボランチに下げた鎌田はハイペースにゴールに絡み、カタールワールドカップによる中断期間前まででリーグ戦7得点4アシストをマークしている。その活躍が高く評価されたのだろう、昨年11月上旬に3000万ユーロ(約42億円)の市場価値が記録された。

 そこから約半年後の今夏、鎌田の市場価値は2700万ユーロ(約37.8億円)に微減。カタールW杯で不完全燃焼に終わり、シーズン後半戦の得点関与数が減ったことが原因と考えられる。しかし、鎌田はまだ26歳。他の選手にはない独特なセンスと鋼のメンタルを武器に、次なるクラブでも活躍できれば、あっという間に自己最高額を更新するはずだ。

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