3位:久保建英(レアル・マドリード/スペイン)
生年月日:2001年6月4日
最高市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
更新日:2020年7月23日(当時19歳)
バルセロナのカンテラ(下部組織)で育った久保建英だが、同クラブがFIFAからの制裁を受けたことで2015年に退団。その後、FC東京、横浜F・マリノスでのプレーを経て、18歳の時にレアル・マドリードへ渡り、同年にレンタルという形でマジョルカに活躍の場を移している。
その久保はラ・リーガ初挑戦ながら右サイドのポジションを確保。当時のマジョルカは1部復帰を果たしたばかりであり、他クラブに比べ守備に追われる時間は長かったが、日本人レフティーは卓越したテクニックと優れたプレービジョンを武器に、リーグ戦4得点5アシストと十分な成績を残した。そしてマドリーへ復帰すると、マジョルカでの活躍、将来性から市場価値が一気に上昇。2020年夏当時で日本人史上最高額の3000万ユーロ(約42億円)となった。
その後レンタルで加入したビジャレアルやヘタフェで苦戦したことで市場価値の下落が止まらず、一時は750万ユーロ(約10.5億円)までダウンした。それでも、昨年夏に加入したレアル・ソシエダで文句なしの活躍を披露したことで、今夏に2500万ユーロ(約35億円)まで回復している。自己最高額の更新は、時間の問題と言えるかもしれない。