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Jリーグ 1年前

浦和レッズに「+α」をもたらす5人。序列逆転も? 優勝へ後半戦に期待がかかる男たち

シリーズ:浦和レッズに「+α」をもたらす5人 text by 河治良幸 photo by Getty Images

DF:大畑歩夢

浦和レッズに所属する大畑歩夢
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年4月27日
リーグ戦成績:7試合0得点1アシスト
ルヴァン杯成績:4試合0得点0アシスト

 浦和に加入して2年目だが、タイミングの悪い怪我の影響もあり、パリ五輪世代の有望なタレントとして期待されたサガン鳥栖時代の輝きは放てていない。しかし、サイドバックの主力の一人である明本考浩の怪我などもあり、チャンスをもらった試合でビルドアップ、チャンスメークなど存在感を示しており、攻撃面でもドリブルの得意な荻原拓也やポリヴァレントな明本とは違う特長を出すことで、浦和の攻撃に一段高いクオリティを出そうとしている。

「ビルドアップは自分の持ち味」と語るように、大畑歩夢が最終ラインの左にいれば、ボランチがあまり後ろに下がらなくてもボールを動かせるので、中盤の選手はマチェイ・スコルジャ監督の求めるより縦の意識を持ちやすくなる。「試合に出るからにはアシストを付けていきたい」と大畑。もちろんベースは守備だが、単騎よりも仲間と連動しながら柔軟に攻撃参加することを心掛けており、良質なクロスも昨年にはいなかったカンテや興梠を生かす武器になる。

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