5位:名古屋グランパス
【写真:Getty Images】
チーム成績:2位(11勝5分3敗)
在籍外国人選手:ランゲラック、マテウス・カストロ、ターレス、キャスパー・ユンカー、レオナルド
今季リーグ戦最多出場選手:ランゲラック(19試合/1710分)
昨季は8位フィニッシュと振るわなかった名古屋グランパスだが、今季は好調。19試合を消化した時点で2位につけ、優勝争いを繰り広げている。そんなチームを語る上で、外国人選手たちの貢献度を無視することはできないだろう。
名古屋の自慢は堅守にあり、今季リーグ戦ではここまで16失点しか許していない。DF陣の奮闘はもちろんのこと、最後尾のランゲラックという男の存在がなによりも心強い。難しいシュートを涼しい顔で防ぐセービング能力の高さは、多くのストライカーにとっての悩みとなっている。Jリーグ最強のGKであることに異論を唱える人は少ないだろう。
攻撃陣ではマテウス・カストロとキャスパー・ユンカーの両名が脅威となっている。前者は開幕当初こそなかなか結果を残せなかったが、直近ではリーグ戦3試合連続ゴールをあげるなど、輝きを放った。今季浦和から加入したユンカーは懸念されていた長期離脱もなく、堅守速攻スタイルにフィット。早くもリーグ戦2桁ゴールに乗せるなど、期待通りの活躍を披露している。
一方で、ターレスとレオナルドのブラジル人2名は戦力になることができていない。前者はここまでリーグ戦2試合、わずか2分間のプレー。後者は同3試合、30分間のプレーと厳しい状況だ。チームが好調という事実も、彼らにとっては向かい風かもしれない。