7位:横浜FC
【写真:Getty Images】
チーム成績:16位(3勝5分11敗)
在籍外国人選手:スベンド・ブローダーセン、ガブリエウ、マテウス・モラエス、ユーリ・ララ、マルセロ・ヒアン、カプリーニ、サウロ・ミネイロ
今季リーグ戦最多出場選手:スベンド・ブローダーセン(11試合/990分)
J1復帰1年目を過ごしている横浜FCは、開幕10試合未勝利に陥るなど最悪のスタートを切った。しかし、ここ最近はしぶとく勝ち点を拾うことができており、相変わらず残留争いを強いられていることに変わりはないものの、ひとまず最下位からは脱出した形だ。
外国人選手はしっかりとチームに貢献している。とくに守備陣だ。スベンド・ブローダーセンは最後の砦として奮闘中。キャプテンであり、守備の要でもあるガブリエルの長期離脱は痛手となったが、ここ最近はマテウス・モラエスが3バックの一角として粘り強い戦いを披露している。
そして中盤底では、ユーリ・ララが存在感を放っている。直近のJ1リーグ第19節ガンバ大阪戦では、豊富な運動量を武器にチーム最多となる総走行距離11.1kmを記録。スプリントも6回を数えるなど、神出鬼没な動きで無失点に貢献していた。
負傷離脱を強いられたカプリーニやサウロ・ミネイロ、マルセロ・ヒアンといった攻撃陣はまだ本領発揮に至っていないが、エースである小川航基がNECナイメーヘンに去ったことで、今後への期待感は大きい。彼らが持ち味を遺憾なく発揮できれば、残留を手繰り寄せられるだろう。