レアル・マドリード最新ニュース
元イングランド代表がアザールに苦言
イギリスメディア『トークスポーツ』は現地時間4日、元イングランド代表FWのガブリエル・アグボンラホール氏が同メディアの番組内でエデン・アザールについて述べた批判の内容を報じている。アザールは、2022/23シーズン限りでのレアル・マドリード退団を発表したが、移籍先はまだ決まっていない。
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チェルシーで輝きを放っていたアザールは、2019年の夏に1億1500万ユーロ(約184億円)という高額な移籍金でマドリーに加入した。しかし、加入初年度から度重なる負傷も影響しパフォーマンスの質は低下。監督の信頼を得ることはできず、この4シーズンでリーグ戦の先発出場は54試合に留まり、チェルシー時代のような活躍を見せることができないまま、今夏に契約解除という結末を迎えている。
アグボンラホール氏はアザールについて、「もし私がエデン・アザールだったら引退するだろう」と痛烈な発言をし、さらに「おそらくレアル・マドリード史上最大の失敗例の一人として名を残すことになるのではないか」と、マドリーでの悲惨な4年間を評価した。
また、失敗の原因について怪我だけでなく「やる気が全然なかった」とメンタルの問題を指摘。その上で、アザールのこの夏の動向について次のように語った。
「こんなに怪我の問題を抱えている彼と、誰が契約するだろうか。プレー時間に応じた報酬でない限り、どのスポーツ・ディレクターや最高経営責任者も彼と契約しないだろう」
アグボンラホール氏が語るように、今夏のアザールには非常に厳しい現実が待ち受けているかもしれない。もし移籍先が決まらなければ、引退という選択も現実味を帯びてくるだろう。
【了】