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日本代表 1年前

なぜ…。欧州で活躍できなかった日本人選手10人。天才が勢揃い。欧州で苦しんだ国内屈指の才能たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:小笠原満男


【写真:Getty Images】


生年月日:1979年4月5日
主な所属クラブ:メッシーナ

 鹿島アントラーズのレジェンド、小笠原満男は2000シーズンに就任したトニーニョ・セレーゾ監督の下で定位置を確保。同シーズンにJリーグ史上初の3冠達成に貢献した。以降もクラブの中心選手として活躍すると、2002年には日本代表デビュー。日韓W杯とドイツW杯に2大会連続で出場した同選手は、2006年8月にセリエAのメッシーナへレンタル移籍した。

 06/07シーズン第3節のレッジーナ戦でセリエAデビューを果たすと、第5節のASリヴォルノ戦では初の先発出場。イタリアでも鹿島在籍時のような活躍が見られるかと思われたが、そう簡単にはいかなかった。

 第7節以降はベンチを温める日々。2006年11月に行われたコッパ・イタリア(国内カップ)ベスト16のインテル戦ではフル出場するも、2007年に入るとベンチ外が続いた。チャンスは与えられず、飼い殺しとなった小笠原は同年6月にメッシーナを去った。

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