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バイエルンがケイン獲得へ再オファー
イギリス紙『デイリー・メール』は現地時間3日、今週中にバイエルン・ミュンヘンがトッテナムのハリー・ケイン獲得に向けた2度目の入札を行うと報じた。バイエルンは以前に6000万ポンド(約96億円)にアドオンを加えた7000万ポンド(約112億円)弱のオファーを提出したものの、合意には至っていない。
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同紙によると、トッテナムはケインを非売品と捉えており、1度目のオファーを拒否している。しかし、1度目の入札でトッテナムの要求額を満たすことができなかったバイエルンは、今度の入札では8000万ポンド(約128億円)にアドオンを加えた金額を提示し、トッテナムのダニエル・レヴィー会長の関心を引こうとしているようだ。
同紙によれば、バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長は29歳のケインの価格が高すぎると苦言を呈しているようだが、一方でバイエルンの元テクニカル・ディレクターのミヒャエル・レシュケ氏は、ケイン獲得をバイエルンの優先事項だと捉えている。
レシュケ氏は「ケインはアーリング・ハーランドやキリアン・エムバペと並ぶ世界でトップ3に入るストライカー」と高評価した上で、他クラブとの獲得競争をあまり好まない傾向があるバイエルンの財政を考慮しながら、次のように述べた。
「彼がバイエルンに加入すれば、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝するチャンスはさらに大きくなるだろう。それが彼を補強する理由。バイエルンはトップ選手の争奪戦に参加することはできないが、彼らがきちんと信念を示せば、相手のクラブや選手にとって魅力的なチームだろう」
バイエルンは今夏、トッテナムに信念を示し、世界有数のストライカーを獲得することができるだろうか。
【了】