レアル・マドリード 最新ニュース
サッカーチームを強くするにあたって“補強”は欠かせない。ラ・リーガを代表する強豪であるレアル・マドリードも毎シーズンのように選手を獲得して強化を図っている。今回は、21世紀以降でレアルが獲得した選手で“大成功”となった例をベストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
GK:ティボー・クルトワ(ベルギー代表)
生年月日:1992年5月11日
在籍期間:2018年夏~
移籍金:3500万ユーロ(約49億円)
クラブ通算成績:230試合219失点
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レアル・マドリードが探していた絶対的守護神が、ベルギー代表のティボー・クルトワだ。2018年にチェルシーから獲得し、ゴール前に安定をもたらしている。
21世紀に入ってレアル・マドリードのGKと言えば、長い間イケル・カシージャスが務めてきた。そのカシージャスがジョゼ・モウリーニョ監督との確執などで2013年に出番を減らしたあたりから、ケイロル・ナバスが出番を増やしたが、クルトワが加入すると、GKのポジションは不動のものとなっている。
そのGKが入れ替わる時期に終止符を打ったのがクルトワだった。2メートルの長身と超人的な反射神経を武器にレアル・マドリードの最後の砦として確固たる地位を築いた。2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝リバプール戦では、相手の決定機をことごとく阻止して1-0の勝利に貢献。GKの選手で同大会のファイナルMVPに輝くのは、2001年のオリバー・カーン(バイエルン・ミュンヘン)以来の快挙だった。
2019/20シーズンにはラ・リーガだけで18回のクリーンシートを達成するなど、圧倒的な存在感を示しているクルトワは現在31歳。一般的にGKとしてはまだまだ活躍を期待できる年齢であり、レアル・マドリードにとっては心強い存在だ。