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最高のブレイクは? 22/23シーズン、日本人選手市場価値アップ額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:堂安律(フライブルク/ドイツ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年6月16日(25歳)
市場価値の上昇額:1000万ユーロ(約14億円/125%UP)
市場価値の変動:800万ユーロ(約11.2億円)→1800万ユーロ(約25.2億円)
22/23リーグ戦成績:33試合5得点6アシスト

 ドイツのブンデスリーガへとステップアップした堂安律は、新天地にしっかりと適応して大きく価値を高めていった。

 堂安は2022年の夏に、3年間在籍したオランダのPSVから850万ユーロ(約11.9億円)でフライブルクに加入。右ウイングでスタメン入りした開幕節でいきなり初ゴールを記録すると、そこから先もレギュラーをがっちり確保。22/23シーズンは公式戦全体では7得点7アシストを記録し、アシストはチームトップの数字を残している。

 また、FIFAワールドカップカタール2022での活躍も印象的だった。ドイツ代表戦とスペイン代表戦の両方で日本代表の同点ゴールを決め、歴史的な金星の立役者に。特に、スペイン代表戦の強烈な左足のミドルシュートは世界に衝撃を与えた。

 クラブでも代表でも充実のシーズンを過ごした堂安の市場価値は、今季開幕時の800万ユーロ(約11.2億円)から、1000万ユーロ(約14億円)も増加し、1800万ユーロ(約25.2億円)になった。まだまだ伸び盛りな25歳の堂安は、移籍初年度の経験を弾みにして、今後さらなる飛躍を遂げたいところだ。

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