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最高のブレイクは? 22/23シーズン、日本人選手市場価値アップ額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:旗手怜央(セルティック/スコットランド)


【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月21日(25歳)
市場価値の上昇額:850万ユーロ(約11.9億円/340%UP)
市場価値の変動:250万ユーロ(約3.5億円)→1100万ユーロ(約15.4億円)
22/23リーグ戦成績:32試合6得点9アシスト

 セルティックの旗手怜央は、スコットランドリーグの得点王とMVPに輝いた同僚の古橋亨梧よりも市場価値を上昇させている。

 川崎フロンターレでリーグ連覇を達成した旗手は、21/22シーズンの途中に横浜F・マリノスの元監督であるアンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックに移籍を果たした。ユーティリティ性のある旗手だが、セルティックでは主に左インサイドハーフとして重用され、自慢のフィジカルと運動量を活かして攻守両面でハードワーク。22/23シーズンは攻撃面でセンスを光らせ、狭いエリアでのプレーを苦にしないテクニックや味方を活かす巧みなパスで攻撃を活性化させ、リーグ戦6得点9アシストを記録した。

 初参戦となったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも全試合に先発した旗手の市場価値は、250万ユーロ(約3.5億円)から1100万ユーロ(約15.4億円)に急上昇。このランキングのトップ10の中では3番目となる340%の上昇率を誇っている。6月に返り咲いた日本代表にも活躍の場を広げられれば、市場価値はさらに上昇していくだろう。

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