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最高のブレイクは? 22/23シーズン、日本人選手市場価値アップ額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1999年5月12日(24歳)
市場価値の上昇額:550万ユーロ(約7.7億円/122.2%UP)
市場価値の変動:450万ユーロ(約6.3億円)→1000万ユーロ(約14億円)
22/23リーグ戦成績:30試合1得点1アシスト

 ブンデスリーガで2シーズン目を迎えた伊藤洋輝は、2季連続で残留争いとなってしまったチームの中でも、レギュラーCBとして市場価値を高めた。

 伊藤は2021年の夏にジュビロ磐田からレンタル移籍でシュツットガルトに加入。当初はリザーブチームでプレーする予定だったが、能力を評価されトップチームのレギュラーに抜擢されると、昨年の夏には晴れて完全移籍を果たし、今や欠かせない存在となった。希少性のある左利きCBであり、現代で求められている後方からのボール配給の質にも長けている伊藤は、ドイツに渡って以降の2年間で着実に成長を遂げ、市場価値は上昇し続けている。22/23シーズンは開幕前の450万ユーロ(約6.3億円)から550万ユーロ(約7.7億円)アップし、現在は1000万ユーロ(約14億円)の大台に到達している。

 日本代表ではすっかり常連メンバーとなり、ユーティリティ性を活かして主に左SBとしてプレー。先日のペルー代表戦では見事なミドルシュートで代表初ゴールを記録した。今後さらに実績を積んでいけば、次なる大台2000万ユーロ(約28億円)も見えてくるだろう。

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