1位：三笘薫（ブライトン／イングランド）

【写真：Getty Images】

生年月日：1997年5月20日（26歳）
市場価値の上昇額：2950万ユーロ（約41.3億円/1180％UP）
市場価値の変動：250万ユーロ（約3.5億円）→3200万ユーロ（約44.8億円）
22/23リーグ戦成績：33試合7得点6アシスト

　世界最高峰イングランド・プレミアリーグの舞台で大ブレイクを果たした三笘薫が、堂々の1位にランクインした。

　2021年7月にブライトンへ移籍した三笘は、1年間のベルギーへのレンタル移籍を経て、22/23シーズンはプレミアリーグで開幕を迎えた。序盤はなかなか先発出場の機会を得られなかったが、ロベルト・デ・ゼルビ監督が就任すると、緻密な戦術にすぐに適応してレギュラーに定着。タッチライン際でのボールキャリーや的確な状況判断でビルドアップを助け、緩急を活かしたドリブルはプレミアリーグのDFたちを巧みに翻弄した。7得点6アシストという目に見える結果もしっかり残し、世界に通用する実力の持ち主であることを証明した。

　開幕前に250万ユーロ（約3.5億円）だった市場価値は、現時点で日本人選手トップの3200万ユーロ（約44.8億円）。1年間の上昇率は驚異の1180％を記録している。世界のトップクラスへと急激に価値を高めていった三笘は、この先どこまで世界の高みへと駆け上がっていくのだろうか。