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最高のブレイクは? 22/23シーズン、日本人選手市場価値アップ額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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年齢や実績など様々な要素によって算出される市場価値は、その時期の活躍によって大きく左右されることもある。果たして、22/23シーズンに市場価値を上げた日本人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値上昇額ランキングを紹介する。※2022年7月1日と現在の市場価格を比較。数字は7月1日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。


10位:鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月5日(26歳)
市場価値の上昇額:500万ユーロ(約7億円/22.7%UP)
市場価値の変動:2200万ユーロ(約30.8億円)→2700万ユーロ(約37.8億円)
22/23リーグ戦成績:32試合9得点7アシスト


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 22/23シーズン限りで6年間在籍したフランクフルトを退団することが発表されている鎌田大地は、今夏の移籍市場における人気銘柄として、欧州のビッグクラブから関心が寄せられている。

 フランクフルトの主力に定着してから4シーズン目を迎えた鎌田はシーズン前半戦、ブンデスリーガの中でも際立った活躍を見せていた。FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022による中断期間前までで、13試合7得点4アシストを記録し、得点ランキングの上位にも位置していた。また、初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台では、グループリーグで日本人選手初となる3試合連続得点も記録。それに伴い、鎌田の市場価値は昨年11月にキャリアハイの3000万ユーロ(約42億円)まで上昇していた。

W杯明けはチームの全試合に出場する働きぶりを見せたものの、前半戦ほど数字は伸びず、シーズン終了後に市場価値は300万ユーロ(約4.2億円)ダウンしてしまった。それでも、22/23シーズンを通して500万ユーロ(約7億円)上昇させ、鎌田は現在日本人選手で2番目となる市場価値を有している。そんな欧州のトップ選手たちに見劣りしない価値を持つ彼が、今夏フリーでどこへ行くのかの動向には目が離せない。

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