CB:フィルジル・ファン・ダイク
【写真:Getty Images】
【リバプール参戦の欧州CLを観るならWOWOW!
加入月は視聴料が無料。TV・PC・アプリで視聴可能】
生年月日:1991年7月8日
在籍期間:18年冬~
移籍金:8465万ユーロ(約118.5億円)
クラブ通算成績:222試合19得点12アシスト
フィルジル・ファン・ダイクはリバプール史上最高のCBと言っても過言ではないだろう。相手FWにも勝るスピードと空中戦の強さで最終ラインを支えている。
このオランダ代表DFが2017/18シーズン途中に加入すると、リバプールは目に見える形で失点が減少している。同シーズンにおいてファン・ダイクが出場した試合としなかった試合を比較すると、平均失点数に0.45点の差があった。失点が減少したことで負け試合が減り、リバプールは一気にプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)などのカップ戦でタイトル争いを演じることができるようになった。
ハイプレスとハイラインで前線からアグレッシブにプレスを掛けるユルゲン・クロップ監督のフットボールにおいて、ファン・ダイクのような走力を兼ね備えているCBは欠かせない。一人で相手FWを止めることができる“無理が効くストッパー”はほとんどおらず、『Opta』によるとプレミアリーグでは2018年3月から2019年8月までの1年5ヶ月で一度もドリブル突破を許したことがなかったそうだ。アリソンと同じく、リバプールにタイトルをもたらした立役者と言って良いだろう。
CB:ジョエル・マティプ
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月8日
在籍期間:16年夏~
移籍金:フリー
クラブ通算成績:187試合11得点6アシスト
怪我がちとはいえ、ジョエル・マティプの加入はリバプールにとってかなり大きかった。これだけのトッププレイヤーをフリーで補強できたことは間違いなく賞賛に値するだろう。
スピードと高さを兼ね備え、そしてドリブルで相手を引きつけて前線に縦パス当てられるCBの希少価値はかなり高い。最終ラインの持ち上がりから相手のマークのズレを作ることで、強力FW陣の攻撃力をさらに増す存在だったと言える。
また多くのタイトル獲得にも貢献しており、2018/19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、セットプレーの流れからダメ押しとなる2点目をアシストした。先述した通り怪我が多く、プレミアリーグを制した2019/20シーズンは稼働率がかなり低かったが、それでも全盛期にフィルジル・ファン・ダイクとCBコンビを組んだ試合での安定感は抜群だった。