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嫌気がさした? “金満”のアジアを去った世界的名手5人。強行的に欧州復帰を果たしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ニコラ・アネルカ


【写真:Getty Images】

生年月日:1979年3月14日
アジアでのプレー期間:12年冬~13年冬、14年夏~15年冬、15年夏~16年冬

 ニコラ・アネルカほどビッグクラブを渡り歩いた選手は早々にいない。パリ・サンジェルマンでキャリアをスタートさせたフランス人FWは、アーセナルやレアル・マドリード、リバプール、マンチェスター・シティなどを経て08年1月にチェルシーへと加入した。

 ディディエ・ドログバとの強力2トップを形成すると、2008/09シーズンはプレミアリーグで19ゴールを決めて得点王にも輝いた。しかし、徐々に出場機会を減らすと、2011/12シーズン途中に中国の上海申花へと移籍した。

 中国移籍から半年後にはかつての相棒であるドログバと再会を果たす。しかし、コートジボワールの英雄とは対照的に22試合で3ゴールしか決めることができず、ややインパクトに欠けた。加えてクラブからの給与未払いが報じられるようになり、中国移籍から1年後の13年冬にユベントスへと移籍した。これでアジアでのプレーは懲り懲りかと思われたが、現役最後はインドのムンバイ・シティでプレーしている。

【了】

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