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嫌気がさした? “金満”のアジアを去った世界的名手5人。強行的に欧州復帰を果たしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ヤニック・カラスコ


【写真:Getty Images】

生年月日:1993年9月4日
アジアでのプレー期間:18年冬~20年冬

 ヤニック・カラスコはモナコがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に進出した2014/15シーズンにブレイク。この活躍が評価されて16年夏にアトレティコ・マドリードに引き抜かれたが、18年冬にサッカー選手としての脂が乗り始めた24歳で中国の大連一方へと移籍した。

 アトレティコ・マドリードで同僚だったニコラス・ガイタンと2016年のユーロ(欧州選手権)優勝メンバーであるジョゼ・フォンテとともにアジアへと渡ったベルギー代表FWは、1年目から大活躍。2シーズン目にはWGながら17ゴールを決めるなどエース級の活躍を披露した。

 その一方でたびたび「欧州でのサッカーが恋しい」と発言し、20年冬に2年ぶりにアトレティコ・マドリードに復帰を果たした。欧州へ帰還後は3シーズン続けてラ・リーガで30試合以上に出場するなど、再びディエゴ・シメオネ監督のもとで不動のレギュラーに定着している。

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