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嫌気がさした? “金満”のアジアを去った世界的名手5人。強行的に欧州復帰を果たしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:カルロス・テベス


【写真:Getty Images】

生年月日:1984年2月5日
アジアでのプレー期間:17年冬~18年冬

 カルロス・テベスはたびたび“問題児”と言われながらも、抜群の得点力で在籍したほぼ全クラブにタイトルをもたらしてきた。

2013/14シーズンからプレーしたユベントスでは1シーズン目にリーグ戦19ゴール、2シーズン目に20ゴールと得点を量産。まだ欧州でもプレーできるコンディションのまま15年冬に自身が生まれ育ったボカへと11年ぶりに復帰を果たした。

 このままボカで引退するまでプレーするかと思われたが、17年冬に中国の上海申花へと移籍。当時の世界最高額となる週給73万ユーロ(約1億円)という破格の契約を結んだ。しかし、テベスは後にこの移籍を後悔。「自分のキャリアの中で最悪な決断」「初日から全てが最悪だった」と振り返り、ボカに復帰をした際には中国でプレーした期間を「7ヶ月も休暇を取っていた」と表現した。アジア移籍が“黒歴史”となった元アルゼンチン代表FWだったが、その後ボカで2度のリーグ制覇に貢献するなど、偉大なキャリアの最後は有終の美で飾った。

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