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無駄遣い…。レアル・マドリード歴代“不良債権”ワーストイレブン。大外れだったのは…?

シリーズ:不良債権ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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 レアル・マドリードはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でレアル・マドリードが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。


GK:キコ・カシージャ(元スペイン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1986年10月2日
在籍期間:2015年夏~19年冬
移籍金:600万ユーロ(約8.4億円)
クラブ通算成績:43試合50失点


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 キコ・カシージャを“不良債権”と呼ぶのはふさわしくないかもしれないが、期待を上回ることはできなかったのは間違いないだろう。

 カシージャは2015年にエスパニョールから獲得した。もともとレアル・マドリードの下部組織で育ったカシージャは、28歳で古巣に戻ってきた形だ。このときレアル・マドリードは、長年守護神を務めたイケル・カシージャスが退団したタイミング。新しい守護神候補としてカシージャが呼ばれている。

 しかし、フタを開けてみると、GKのレギュラーを務めたのはそれまで控えだったケイロル・ナバスで、カシージャはベンチ要員に。2018年夏にティボー・クルトワが加入すると、さらに序列を落とし、その半年後に放出が決まっている。

 カシージャス退団のあと、クルトワが加入するまでは絶対的守護神が定まっていなかったレアル・マドリード。カシージャにそれを求めるのは酷だったとしても、クラブとしては期待していたはずだ。

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