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最悪の暴落は? 22/23シーズン、日本人選手の市場価値ダウン額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:原口元気(シュツットガルト/ドイツ)

シュツットガルトに所属するシュツットガルト
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年5月9日(32歳)
市場価値の減少額:150万ユーロ(約2.1億円/60%ダウン)
市場価値の変動:250万ユーロ(約3.5億円)→100万ユーロ(約1.4億円)
22/23リーグ戦成績:11試合0得点0アシスト(ウニオン・ベルリン)
22/23リーグ戦成績:11試合0得点2アシスト(シュツットガルト)

 今季の原口元気はことごとく運に見放されたと言わざるを得ない。カタールワールドカップメンバーからの落選を機に「新たなチャレンジ」として冬にウニオン・ベルリンからシュツットガルトに渡ったが、これが良い方向には転ばなかった。

 原口は加入後すぐに主力となり、リーグ戦では2アシストと結果も残した。しかし、4月にブルーノ・ラッバディア監督が解任。後任に就いたセバスティアン・ヘーネス監督の元ではフォーメーションが変わったこともあって居場所がなくなり、残留に向け重要なリーグ戦ラスト7試合で先発はわずか1回に。入れ替え戦でも2試合ともに出番が回ってくることはなかった。

 これでは、当然ながら市場価値の大幅ダウンは避けられない。1年間で250万ユーロ(約3.5億円)から半分以下の100万ユーロ(約1.4億円)へと金額が変化している。減少率60%は、森岡亮太に次いでこのランキング内ワースト2位の数字だ。

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