9位:本間至恩(クラブNXT/ベルギー)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年8月9日(22歳)
市場価値の減少額:50万ユーロ(約7000万円/41.7%ダウン)
市場価値の変動:120万ユーロ(約1.7億円)→70万ユーロ(約9800万円)
22/23リーグ戦成績:23試合4得点4アシスト
アルビレックス新潟の下部組織で育った本間至恩は、2019シーズンにトップチーム昇格。その後、キレ味鋭いドリブルを武器に不可欠な存在となり、毎シーズンのように結果を残した。最高市場価値は、J1でのプレー経験がないにもかかわらず120万ユーロ(約1.7億円)となっている。
その本間は昨年夏、ベルギーの強豪クラブ・ブルッヘに移籍。2022/23シーズンはセカンドチームにあたるクラブNXTで10番を背負いながらプレーし、リーグ戦23試合で4得点4アシストをマークした。だが、ベルギー2部ということもあってか、市場価値はシーズン中に70万ユーロ(約9800万円)まで下落している。
しかし、本間の海外挑戦はまだ序章にすぎない。今季終盤、トップチームでも結果を残した小さなドリブラーは、2023/24シーズンより正式にファーストチームでプレーすることが濃厚だ。ここで躍動することができれば、将来性を考えても一気に市場価値は上昇するだろう。