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世界最悪の暴落は? 22/23シーズン、サッカー選手市場価値ダウン額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ポール・ポグバ(ユベントス/フランス代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年3月15日(30歳)
市場価値の減少額:3300万ユーロ(約46億円/68.8%DOWN)
市場価値の変動:4800万ユーロ(約67億円)→1500万ユーロ(約21億円)
2022/23リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト

 ポール・ポグバは、2022/23シーズンに大幅に市場価値を落とした。減少率はこのランキングのトップ10位で最高の68.8%である。

 ポグバはこの1年で、市場価値が上がる要素が皆無だった。マンチェスター・ユナイテッドを退団してフリーでユベントスに復帰したポグバは10番を託されたが、プレシーズンに負傷して長期離脱。フランス代表として出場するはずだったカタールワールドカップも逃した。

 2023年に入って戻ってきたものの、長期離脱のあとでコンディションが上がらないうちに負傷で離脱の繰り返し。5月のクレモネーゼ戦でようやくシーズン初の先発出場となったが、前半のうちに負傷交代で、そのままシーズンを終えた。1シーズンでリーグ戦の出場はわずか108分。30歳という年齢もあって、市場価値はがた落ちだ。

 能力の高さは間違いないポグバ。ベテランの域に入ったとはいえ、本来の力を発揮できれば、もっと高い価値があることは明らかだ。まずはケガを完治させてコンディションを整えることが重要になるだろう。

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