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明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点
2位:名古屋グランパス
前半戦評価:A
監督:長谷川健太
前半戦成績:2位(勝ち点35/10勝5分2敗)
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昨季はわずか30得点だったが、今季はすでに25得点を記録。失点数もリーグで3番目に少ない14で、35だった昨季に比べると1試合平均の失点数は減少している。長谷川健太監督の下で迎えた2年目のシーズンは、ここまで順調に来ていると言っていいだろう。
昨季からの大きな変化は2つ。期限付き移籍から復帰した米本拓司が稲垣祥とともに中盤の門番となり、攻守に存在感を放つ。そして、キャスパー・ユンカーというフィニッシャーが加わったことで、マテウス・カストロと永井謙佑の役割も整理され、3人の強みを活かしあう関係性が生まれている。さらに、日本代表にも選出された森下龍矢や藤井陽也の活躍も目覚ましい。
唯一ともいえる課題は選手層の薄さだが、前半戦では大きな問題にはならなかった。ある意味で主力選手が若手に活躍する機会を与えなかった側面もある。ただ、左膝内側側副靱帯を損傷した丸山祐市、左太ももの肉離れと診断された酒井宣福の離脱は、後半戦に響くかもしれない。
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