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【クラブ別通信簿】J1リーグ前半戦評価ランキング【浦和レッズ】監督のスタイルに適応!J1最強の鉄壁を誇るACL王者

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点


3位:浦和レッズ


【写真:Getty Images】

前半戦評価:A
監督:マチェイ・スコルジャ
前半戦成績:4位(勝ち点29/8勝5分3敗)


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 今季から指揮を執るマチェイ・スコルジャ監督はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制して初タイトルを獲得している。リーグ戦では開幕連敗と不安な出だしだったが、ACL決勝に向けて調子を上げた。自慢の堅守でロースコアに持ち込むパターンで、6戦無敗で前半戦を締めくくっている。

 マリウス・ホイブラーテンが加わった守備陣はJリーグ最強で、12失点はリーグ最少。西川周作が素晴らしいパフォーマンスを見せ、ホイブラーテンとアレクサンダー・ショルツは抜群の守備力を見せる。日本代表デビューを果たした伊藤敦樹、両サイドで推進力を見せる明本考浩、トップ下とボランチの二刀流で輝く安居海渡などがスコルジャ監督のスタイルにうまく適応している。

 課題は得点力の部分。興梠慎三のクオリティはさび付いていないが、大きな負担はかけられない。外国人枠が制限されるACL決勝を見据えた序盤戦の選手起用もあってか、攻撃陣の外国籍選手は軒並み低調なパフォーマンスに終始。5引き分けは上位9チームで最多タイとなっており、4試合あったスコアレスドローをどうにかできていれば、もっと上の順位で前半戦を終えられていたかもしれない。

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【了】

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