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まるで別人? なぜかイタリア代表で輝けなかった名手5人。居場所を築けなかった実力者たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:マウリツィオ・ガンツ

インテルに所属したマウリツィオ・ガンツ
【写真:Getty Images】

生年月日:1968年10月13日
イタリア代表成績:なし

「いつもゴールを決める男」というあだ名が付けられたセリエAを代表する点取り屋の一人だ。マウリツィオ・ガンツはサンプドリアでプロデビュー後モンツァ→パルマと渡り、1990年に加入したブレシアでブレイク。1991/92シーズンにはセリエBで19得点をマークし、見事自身初の得点王に輝いている。

 1995年には強豪インテルへ移籍。加入1年目から主力として活躍し、セリエAではいきなり13得点をマークしている。さらに、2年目にはUEFAカップで8得点を奪取し、大会得点王の称号を手に。チームはシャルケに敗れ惜しくも準優勝となったが、十分すぎるインパクトを残していた。

 ガンツは所属クラブではコンスタントにゴールネットを揺らしていたのだが、イタリア代表のストライカーとして輝くことは残念ながらなかった。1993年、当時のアリゴ・サッキ監督により二度招集されたのだが出番はなく、その後は声が掛からなくなっている。ちなみに1985年に行われたU-17ワールドカップにはイタリア代表として出場した経験を持っている。

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