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ドイツ代表を率いるハンス=ディーター・フリック監督に母国紙が激昂
国際親善試合、ドイツ代表対コロンビア代表の試合が現地時間20日に行われ、ドイツ代表が0-2の敗戦を喫した。過去16試合で4勝だけという散々な結果を残したことで、ドイツ代表を率いるハンス=ディーター・フリック監督に対し、ドイツ紙『ビルト』が激しい批判を浴びせている。
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フリック監督はEURO2020終了後からドイツ代表を率いているが、昨年のカタールワールドカップで2大会連続のグループリーグ敗退の屈辱を味わうなど、良い結果を残せていない。来年6月には自国開催のEURO2024を控えているため、フリック監督には強烈なプレッシャーがかかっている。そして、同紙はフリック監督に対し、容赦ない激しい批判を浴びせた。
同紙はタイトルに「フリックの頭の中で何が起こっているのか、全く理解不能だ!」とつけ、「思い出そう。ヨアヒム・レーヴは2018年のロシアワールドカップで歴史的な1次リーグ敗退を喫した後、2度目のチャンスを与えられた。それは、ドイツサッカー連盟が世界王者の監督に与えたまともなものだった。しかし、それは間違いだった。ドイツサッカー連盟は、この過ちを繰り返す覚悟があるのか?クラブのトップチームの監督なら、すでに職を失っているはずだ」と報じ、カタールワールドカップでグループリーグ敗退後、フリック監督が続投したことに疑問を呈している。
続けて「我々は3月、フリックが明らかに状況の深刻さを認識していないと書いた。その後の代表戦で、彼はそれが依然として当てはまることを証明した。ブレーメンとゲルゼンキルヒェンのスタジアムに足を運んだ忠実なファンに対する厚かましい行為だ。監督が試合に真剣に取り組んでいないのであれば、ファンに対して少なくとも入場料を無料にするべきだ。ドイツサッカー連盟は直ちに代表監督の代替案に対処しなければならない。それ以外は無視だ!」と報じている。
【了】