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まるで別人? なぜか韓国代表で輝けなかった名手5人。居場所を築けなかった実力者たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

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パク・チソンやソン・フンミンなど欧州の第一線で活躍する選手を輩出している韓国代表。そのポジション争いは常に激化しており、クラブで活躍したからといって代表でのポジションが保証されている訳ではない。今回は、選手層が厚いゆえに韓国代表で活躍できなかった5人の選手を紹介する。


GK:キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)


【写真:Getty Images】

生年月日:1987年7月6日
韓国代表成績:16試合19失点


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 10年以上に渡ってJリーグで活躍しているキム・ジンヒョンだが、韓国代表で正GKに定着できたのはごく僅かな期間であった。2009年に練習生の期間を経て当時J2に所属していたセレッソ大阪に加入すると、1年目から正GKに定着。以降、負傷離脱した期間を除いて正GKの座を守り続けている。

 2019年にミゲル・アンヘル・ロティーナがセレッソ大阪の監督に就任すると、失点が大幅に減少。キム・ジンヒョン自身もセーブ率、クリーンシート数でリーグ1位を記録し、リーグ最少失点(25失点)に大きく貢献した。また、セレッソ大阪通算575試合出場はクラブ歴代1位の記録であり、J1通算370試合出場は外国籍選手で最も多い出場記録となっている。

 代表デビュー後からしばらくの期間、正GKになることはできなかったが、2014年のブラジルワールドカップ後にレギュラーに定着した。準優勝を果たした2015年のアジアカップでは5試合に出場。大会を通じて喫した失点は、オーストラリアとの決勝戦のみと好成績を収め、大会最優秀GKにも選出された。この活躍により絶対的な守護神に定着したと思われたが、その後の負傷離脱も影響し、現在は再びポジションを失っている。最後に韓国代表の試合に出場したのは2018年9月と約4年間以上出場機会に恵まれていない。

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