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日本代表 1年前

サッカー日本代表、ペルー戦全選手パフォーマンス査定。三笘薫、伊東純也と並ぶ最高評価は?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

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キリンチャレンジカップ2023、ペルー代表戦でゴールを決めたサッカー日本代表DF伊藤洋輝
【写真:田中伸弥】


伊藤洋輝(背番号21)
ペルー代表戦:フル出場
評価:A

 左サイドバックでは少なくない批判を浴びてきたが、ペルー代表戦のパフォーマンスはA評価に相応しいだろう。22分には強烈な左足のミドルから先制点を奪い、守備では冷静な対応で自身の受け持つサイドに蓋をしていた。なにより、積極的に縦へパスをつけようとする姿勢が素晴らしく、これまでの反省をしっかりと成長につなげていた印象を受けた。

菅原由勢(背番号2)
ペルー代表戦:61分 OUT
評価:A

 エルサルバドル代表戦に引き続き、輝きを放った。タイミング、コースともに完璧なオーバーラップから何度も右サイドを活性化し、前半には強烈なミドルシュートでゴールを脅かした。守備でも懸命に体を張り続け、対峙した10番クリスティアン・クエバにほとんど仕事をさせず。右サイドバックのレギュラー定着へ、申し分ないアピールと言っていいだろう。

板倉滉(背番号4)
ペルー代表戦:フル出場
評価:B

 残り10分を切った中でクリストフェル・ゴンサレスにゴールを奪われたのは悔やまれるが、個人としてのパフォーマンスに問題はないと言っていいだろう。対人守備、カウンター対応などで安定感を発揮し続け、一気に攻撃のスイッチが入るようなパスを差し込むなど、ビルドアップ時にも質の高さを示した。試合を重ねるごとに頼もしさは増している。

谷口彰悟(背番号3)
ペルー代表戦:フル出場
評価:B

 エルサルバドル代表戦に引き続き、板倉滉とセンターバックコンビを形成。やや背後への不安はあったものの、最後のところではしっかりと体を張り、多くのチャンスを与えなかった。終盤には自身の弱々しいクリアを押し込まれるなど失点に絡んでしまったが、ヘディングする際に相手に激しく体を当てられていたため、致命的なミスというわけではなかった。

相馬勇紀(背番号16)
ペルー代表戦:61分 IN
評価:B

 61分に躍動していた菅原由勢と交代し、エルサルバドル代表戦に引き続き本職ではない右サイドバックとして出場。決めきることはできなかったものの、ピッチに入った3分後には伊東純也のクロスから決定機を迎えるなど、攻撃時の積極性をアピールしていた。もちろん、まだまだ伸ばすべき部分は多いが、奮闘を続けてほしい。

森下龍矢(背番号22)
ペルー代表戦:出場なし
評価:なし

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