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ペルー代表監督が見たサッカー日本代表の強みとは？

　サッカー日本代表は20日、キリンチャレンジカップ2023でペルー代表と対戦し、4-1で勝利した。ペルー代表は16日に韓国代表を1-0で撃破していたが、大きくメンバーを変えたこの日は失点を重ねた。ペルー代表を率いるフアン・レイノソ監督は、日本代表の強さを肌で感じることとなった。

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　ペルー代表指揮官は「今回の親善試合では選手を入れ替えて２つのチームで戦えると思っていた」と話しており、実際に韓国代表戦から先発メンバーを大きく変えている。さらに、1トップから2トップへと変更してこの試合に臨んだ。

　しかし、結果的に大きな点差がつく試合となった。指揮官は「これだけの点差で負けるというのは気持ちのいいものではない」と率直な心境を明かす一方、「今日の失点は日本が強みを発揮したというよりは、自分たちの決断ミスによるところが大きかった」と自分たちに原因があると指摘している。

「もう1度この試合を戦うとしても、同じ方法を選ぶかもしれない」と指揮官はこの試合の采配を後悔していない。一方で、「この結果を見れば次に（日本代表と韓国代表の）どちらともう一度やりたいかは明らか」と日本代表の強さを痛いほど体感した様子だった。

　勝利と敗北の2つを手にしたアジア遠征は、9月からスタートするFIFAワールドカップ南米予選に向けた強化の場として有意義なものになったのだろう。

（取材・文：加藤健一）

【了】