古橋亨梧が研ぎ澄ます「駆け引き」
「この1年、より相手のセンターバックを外すというのは意識してやってきました。CBの逆を突くのは、試合中や練習中からも好きで、駆け引きをやっているので、外せた時はフリーでシュートを打てたり、ボールが来なかったとしてもスペースを作ることができる。それは継続してやりたいと思います」
古橋本人もDFの隙を突く駆け引きやスペースの入りからを研ぎ澄ませたことを明かした。そういった鋭さが出せれば、森保監督の評価もさらに上がるだろう。ここまでは浅野、上田綺世、左FW兼任の前田より下の序列にいた古橋が一気に主力FWに躍り出ることも不可能ではないはずだ。
「3トップの機能というところでは、得点を期待しています」と森保監督もコメントしていたが、どんな状況でも点を取れる選手は何よりも強い。代表50ゴールを挙げた岡崎慎司がまさにそういった存在だった。
伊東・古橋・三笘の3トップがそれぞれのストロングを出して、ゴールという結果を残せるようになれば、決定力不足という長年の課題も払拭できる。その道筋を今回のペルー代表戦で示すことを彼らには強く求めたい。
(取材・文:元川悦子)
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