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サッカー日本代表、右サイドのキーマン

　サッカー日本代表は20日、キリンチャレンジカップ2023でペルー代表と対戦する。得点に絡む活躍こそ見せているが、伊東純也は昨年のFIFAワールドカップを挟んで13試合も無得点が続いている。先発起用が予想されるペルー代表戦では、活躍する姿をどのようにイメージしているのだろうか。

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　エルサルバドル代表戦では前半早々に相手に退場者が出て、一方的な展開となった。伊東は「この前の試合のように簡単にはいかないと思うし、チャンスも少なくなると思う」と気を引き締めつつ、「ペルーはコロンビアとかと同じぐらい強いと思う」と警戒心を強めている。

　攻略の鍵は伊東の前方に広がるスペースにあるかもしれない。「奪った後のサイドバックの裏のスペースは空いているというスカウティングもある。そういうところを狙っていけばいい」と堅守を誇るペルー代表を崩すイメージを明かした。

　エルサルバドル代表戦では久保建英が右サイドハーフで先発し、後半途中からは浅野拓磨が代わって入った。エルサルバドル代表戦に続き、右サイドバックでの出場が予想される菅原由勢は、伊東を活かすイメージをもってペルー代表戦に臨む。

「（久保とは）特徴がまた違う選手なので、そこは僕なりにわかっているつもりだし、純也くんには純也くんのやりやすい形があると思う。そこはコミュニケーションもとれているんで、そこをしっかり生かせるように、できるだけ前で関われるように僕がコントロールしなきゃいけない。右サイドでしっかり良い関係を築けたらなと思います」

　1トップでの先発が予想される古橋亨梧について伊東は、「大学の時から知っていて、（大学）選抜とかでもやっている。彼がゴールを決められるようにいいパスを出せればいい」と2学年下の後輩へのおぜん立てを狙う。

　古橋と伊東、そして伊東と菅原のコンビネーションから得点が生まれれば、エルサルバドル代表戦とはまた異なった収穫を得ることになる。ペルー代表戦は右サイドからの攻撃に注目が集まる。

【了】