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チェルシーの放出候補13人とは
イギリス紙『ザ・サン』は18日、チェルシーの今夏の放出候補として13人の名前を挙げ、彼らが全員退団した場合に削減される年俸総額を報じている。今季リーグ戦12位と低迷したチェルシーは、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督の下、移籍市場で肥大化したスカッドの整理を目指している。
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同紙によると、チェルシーの放出候補13人の週給は合計で約212万ポンド(約3億4000万円)、年俸に換算して約1億1000万ポンド(約176億4000万円)にも及ぶようで、最大でこれほどの経費が削減される可能性があるという。同紙が示す13人とは以下の選手たちだ。
近年チェルシーの中盤を支えてきたエンゴロ・カンテは、現在サウジアラビアのアル・イティハドへの移籍が目前となっている。カンテを失うことによる戦力的なマイナスも大きいが、チェルシーの中でも高額な週給29万ポンド(約4600万円)を受け取っているカンテの放出は財政的には大きなプラスを生む。
サウジアラビアへの移籍の噂が浮上しているのはカンテだけではない。同紙によると、カンテ以上の高額なサラリーを受け取っているロメル・ルカクとカリドゥ・クリバリの2人に加え、ピエール=エメリク・オーバメヤン、エドゥアール・メンディ、ハキム・ツィエクの3人もサウジアラビアのクラブのターゲットになっているという。
その他の放出候補には、ニューカッスルが3000万ポンド(約48億円)の移籍金で狙っているというマルク・ククレジャや、ライバルクラブへの移籍の噂が沸騰中のカイ・ハフェルツとマテオ・コバチッチが挙げられている。バイヤー・レバークーゼンにレンタル中のカラム・ハドソン=オドイや、ACミランが獲得に関心を示しているクリスティアン・プリシッチとルベン・ロフタス=チークも放出候補。これら6人はいずれも週給10万ポンド(約1600万円)以上の選手たちで、中には貢献度に見合っていない大金を受け取っている選手もいる。
週給8万ポンド(約1280万円)のメイソン・マウントは、これまでコストパフォーマンスの高い活躍をみせてきたが、新契約の交渉はまとまっていない。このまま更新されなければ、マウントは有力視されているマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が実現する可能性がある。
以上13人が、同紙が名前を挙げたチェルシーの放出候補だ。ポチェッティーノ政権はまずこの夏に大胆な人員整理に着手することになりそうだ。
【了】