5位:ドイツ代表
【写真:Getty Images】
監督:ハンジ・フリック
FIFAランキング:14位
総市場価値:8175万ユーロ(約1144.5億円)
最高額選手:ジャマル・ムシアラ
2022年のカタールワールドカップではグループステージ敗退、直近のFIFAランキングでも14位とやや低迷しているドイツ代表が、市場価値ランキングではトップ5入りを果たした。
バイエルン・ミュンヘンでトレブルも達成したハンジ・フリックは、21年9月のドイツ代表監督就任から公式戦8連勝を飾り、公式戦でも最大13試合無敗をキープした。ところが、次第に得点力不足という課題が露呈するようになり、勝ち切れる試合が減っていくと、カタールワールドカップでは日本代表にまさかの敗戦。最終戦コスタリカ代表戦で勝利を収めたが、グループ3位に終わったことで、2大会連続で決勝トーナメント進出を逃す結果となった。
ドイツ代表はワールドカップ後もベルギー代表とウクライナ代表に敗れるなど苦戦が続く。そんな中で、チーム内で最高額の市場価値を叩き出したのが20歳のジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)である。その額は110万ユーロ(約154億円)を記録した。
彼と同い年のフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)が8500万ユーロ(約119億円)でチーム内2位につけており、2003年生まれの2人がドイツ代表の価値を高めていると言っても過言ではない。また他国と比較すると主力選手の離脱も少ないことも、トップ5入りを果たした要因と言える。