7位:アルゼンチン代表
【写真:Getty Images】
監督:リオネル・スカローニ
FIFAランキング:1位
総市場価値:6470万ユーロ(約905.8億円)
最高額選手:エンソ・フェルナンデス
2022年のカタールワールドカップ王者であり、FIFAランキングでも1位に位置するアルゼンチン代表が、市場価値ランキングでは7位にとどまった。
長らく国際大会のタイトルに恵まれてこなかったアルゼンチン代表だが、リオネル・スカローニが18年8月に代表監督に就任してから成績が急浮上。2019年のコパ・アメリカで3位、2021年のコパ・アメリカで優勝、2022年のワールドカップで優勝と立て続けにトロフィーを獲得した。
そんなアルゼンチン代表で最も市場価値が高い選手がエンソ・フェルナンデスである。昨夏にベンフィカに移籍し、カタールワールドカップでも中心選手として大活躍した22歳のMFは、2023年冬にプレミアリーグ史上最高額となる1億2100万ユーロ(169.4億円)の移籍金でチェルシーへと引き抜かれた。こうした活躍や移籍の影響で市場価値は8500万ユーロ(約119億円)まで上昇している。
今季インテルのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出の立役者であるラウタロ・マルティネスもエンソ・フェルナンデスと同じく8500万ユーロ(約119億円)の市場価値を叩き出しているが、6月の代表戦は選外に。他にもリサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド)を怪我で欠くなど、主力選手の不在も影響したことで、7位とやや伸び悩む結果となった。