9位:オランダ代表
【写真:Getty Images】
監督:ロナルド・クーマン
FIFAランキング:6位
総市場価値:5690万ユーロ(約796.6億円)
最高額選手:フレンキー・デ・ヨング
2022年のカタールワールドカップ終了後にロナルド・クーマン監督が再任したオランダ代表が9位にランクインした。
オランダ代表はアリエン・ロッベンやヴェスレイ・スナイデルが代表チームを去ってから苦戦。2016年のユーロ(欧州選手権)、2018年のロシアワールドカップ出場を立て続けに逃した。それでも2019年にはUEFAネーションズリーグで準優勝を飾るなど、第一次クーマン政権(2020年夏にバルセロナ監督就任に伴い退任)で復活の兆しをみせ、彼の後任に就任したルイ・ファン・ハールが2大会ぶりのワールドカップ出場をもたらした。
現在のオランダ代表で最も市場価値が高い選手がフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)で、7500万ユーロ(約105億円)を叩き出した。彼に続くのがコーディ・ガクポで6000万ユーロ(約84億円)を記録している。
そして、オランダ代表の最大のストロングポイントと言えるのが強力なDF陣だ。チーム内の市場価値ランキング3位から6位をフィルジル・ファン・ダイクらCBが占めている。また、今月10日にふくらはぎを痛めたことで代表を離脱したマタイス・デ・リフトは、デ・ヨング同様に7500万ユーロ(約105億円)の市場価値を叩き出しており、彼が順当にスカッドに入っていれば、さらに上位にランクインしていたかもしれない。