1位:イングランド代表
【写真:Getty Images】
監督:ガレス・サウスゲート
FIFAランキング:5位
総市場価値:1億1800万ユーロ(約1652億円)
最高額選手:ジュード・ベリンガム
そうそうたる強豪を差し置いて、市場価値ランキングで1位となったのがイングランド代表だ。
「スター選手がいてもタイトルを獲れない」と言われてきたイングランド代表だが、ガレス・サウスゲート監督が2016年9月にチームを率い始めてから、徐々に国際大会でも結果が残せるようになってきた。2018年のロシアワールドカップでは4位、2021年のユーロ(欧州選手権)では準優勝と、タイトル獲得まであと少しというところまで勝ち星を重ねている。
代表チームの市場価値ランキングで1位となった要因は、日本円にして100億円超えの選手が代表チームで最多の6人もいることにあるだろう。その中でもトップなのが、今夏にレアル・マドリードへの移籍が決まったジュード・ベリンガムで、19歳にして1億2000万ユーロ(約168億円)という10代最高額の市場価値を叩き出した。
ベリンガム以外にも1億1000万ユーロ(約154億円)の選手がブカヨ・サカ(アーセナル)とフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)、9000万ユーロ(約126億円)の選手がハリー・ケイン(トッテナム)、8000万ユーロ(約112億円)の選手がデクラン・ライス(ウェストハム)とマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)と“超高額“の市場価値を誇る選手が数多くいる。一人当たりの市場価値ランキングではフランス代表を下回ったが、今月20日にプレミアリーグの選手の市場価値が一斉更新されるため、そこでさらに高騰する可能性もある。
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