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リバプールDFが感じたMFとしての手応えとは
サッカーイングランド代表は現地時間16日、欧州選手権(ユーロ)予選でマルタ代表と対戦し、4-0で勝利した。イングランド代表のトレント・アレクサンダー=アーノルドはこの試合、本来の右サイドバックのポジションではなく右インサイドハーフで先発出場した。試合後のコメントを現地時間17日にイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じている。
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イングランド代表においてのアレクサンダー=アーノルドはこれまで、キーラン・トリッピアーやカイル・ウォーカー、リース・ジェームズらに右サイドバックのポジション争いで敗れ、代表キャップ数は18に留まっていた。しかし今季終盤、所属しているリバプールで中盤起用が増え、この日はイングランド代表でも中盤の右インサイドハーフとして起用された。28分には得意の右足でミドルシュートを決めており、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。
試合後、アレクサンダー=アーノルドは自身が新たなポジションで新たな可能性を見出すことが「(ガレス・サウスゲイト)監督に頭痛を起こさせる」と表現した。そして「私が判断することはできないが、間違いなくポテンシャルはあった」と手ごたえを感じたようで、中盤としての最初の試合で「良い土台を築けた。良い兆候、良い瞬間があり、そして学ぶことがあった」と語っている。
具体的には「ポジショニングは良かった。セカンドボールを拾うこともできたし、インターセプトもあった」と試合を振り返った。今後に対しては、より多くの試合をこなして役割に慣れていくことで「考えてプレーするのではなく本能的に適切なポジションをとれるようになる」と展望している。
またアレクサンダー=アーノルドは、イングランド代表に対しての想いを次のように語っている。
「私はできるだけ多くイングランド代表でプレーしたい。それは常に目標だった。(中盤起用は)私がチームの役に立つ可能性がある手段で、監督と私が探求したい道だ」
クラブでの活躍とは裏腹にイングランド代表としては不遇の日々をこれまで過ごしてきたアレクサンダー=アーノルド。これから彼はMFとして、新境地を開拓していくかもしれない。
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