サッカー日本代表 最新ニュース
サッカー日本代表は先月25日、今月のキリンチャレンジカップ2023に臨むメンバーを発表。今回の日本代表には3選手(追加招集の伊藤敦樹を含めると4選手)が初招集されたが、実力がありながら招集されなかった選手たちもいる。今回は、所属クラブで活躍しながらも日本代表に招集されない選手5人を紹介する。
DF:渡辺剛(コルトレイク/ベルギー)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年2月5日(26歳)
森保ジャパン招集歴:2019年12月
22/23リーグ戦成績:34試合1得点0アシスト
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2019年にFC東京へ加入した渡辺剛は、プロ1年目ながらJ1リーグ20試合に出場。同年に行われたEAFF E-1サッカー選手権で日本代表デビューも果たした。ただ、それ以降は声がかからず。また、候補でありながら東京五輪(東京オリンピック)メンバーからも落選し、同世代が世界を相手に奮闘する姿を外から見守るという悔しさも味わった。
しかし、昨年冬に移籍したコルトレイクでのパフォーマンスは、日本代表入りに相応しいレベルと言っても過言ではないだろう。今季のベルギーリーグではフィールドプレーヤーで唯一の全試合フル出場を達成。186cm・体重80kgの体格を武器に、デュエル勝利数でリーグトップクラスの数字を残すなど、守備の要としてコルトレイクを残留に導いてみせた。
その活躍が高く評価された渡辺は今夏、350万ユーロ(約4.9億円)とされる移籍金で、毎シーズンのようにリーグ上位に名を連ねるヘントにステップアップを果たす。今回も日本代表に招集されなかったが、新天地でも今季のような活躍を披露できれば、いよいよ森保一監督が放っておかないだろう。