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日本代表 1年前

旗手怜央は何が変わったのか? W杯落選、欧州CL経験。サッカー日本代表で残した爪痕【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子

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 サッカー日本代表は15日、キリンチャレンジカップ2023でエルサルバドル代表と対戦し、6-0で大勝した。この試合では鎌田大地がベンチに座り、インサイドハーフにはセルティックで活躍する旗手怜央が抜擢された。欧州CL出場、ワールドカップ落選を経験した25歳にどのような変化が生まれたのだろうか。(取材・文:元川悦子)


あっという間に決着がついたエルサルバドル代表戦

キリンチャレンジカップ2023、エルサルバドル代表戦でゴールを喜ぶ日本代表メンバー
【写真:田中伸弥】

 3月に本格始動した第2次・森保ジャパンの3試合目となった6月15日のエルサルバドル代表戦。3月のウルグアイ代表、コロンビア代表との2連戦は未勝利ということで、今回は白星がマストだった。

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 今回、日本代表は4-3-3(4-1-4-1)に再トライしている。「カタールワールドカップ(W杯)で対戦したコロンビアと同等の力がある」と森保一監督が前日会見で言及していたエルサルバドルを相手に、FIFAワールドカップのように苦戦を強いられる可能性もあった。

 ただ、この日の日本代表の入りは凄まじかった。開始早々に三笘薫が左サイドでドリブル突破を試み、FKをゲット。これを久保建英が蹴り、谷口彰悟が打点の高いヘッドで押し込んで、開始1分足らずで先制点をゲットする。

 直後には上田綺世が隙を見逃さないプレスからボールを奪取したところをDFロナルド・ロドリゲスに倒され、PKを獲得する。しかもロドリゲスがレッドカードで一発退場するというおまけつき。これを上田が決め、4分で2-0、11対10の数的優位という予期せぬ展開になったのだ。

 早くも勝負が決した形になり、テストという意味では物足りないものになってしまったが、選手たちは気を抜くことなく攻め続けた。前半のうちに久保建英がA代表2得点目をマークし、三笘の打ったシュートの跳ね返りを新10番・堂安律が詰めて4-0。これで試合を折り返す。

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