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【写真：Getty Images】
アンカー起用が想定される守田英正
サッカー日本代表は15日、キリンチャレンジカップ2023でエルサルバドル代表と対戦する。3月の２試合で勝利できなかった日本代表は、今回の活動で［4-1-4-1］の新布陣に取り組むという。14日、アンカーに入ることが予想される守田英正は、同ポジションの役割とポイントについて語っている。
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「アンカーで意識しているのは、インサイドハーフの選手にどれだけ気持ちよくボールを持たせてあげられるか。僕が主役になる必要はないので、その選手たちにプレーエリアを与えてあげたり、サイドの選手を中心にうまくボールを保持して押し込めるような展開を作りたい」
守田はアンカーとしての役割をこう話す。3月の課題として挙げられたビルドアップについては、「ケースバイケースですけど、基本的には（ボールを受けるために）下りないつもり」と言い、「（自分が）前向きでボールを受けたいというより、相手を1枚ひきつけたり、密集させた中で、インサイドハーフやウイングのポジショニングに優位性を持たせてあげることを意識している」と、攻撃におけるポイントを整理している。
スポルティングCPではUEFAチャンピオンズリーグにも初めて出場するなど、飛躍のシーズンを送った。「経験値は相当上がった」と手応えも十分で、リーグ戦では6得点を挙げるなど、攻撃面でも数字を残した。
「アンカーなんで、プレースタイルがガラッと変わるかもしれないですけど、僕なりにうまく落としどころを見つけながら、賢くプレー出来たらいいと思います」
日本代表では、より守備的なタスクを任されることになりそうだが、プレーの幅が広く、戦術理解度も高い守田であれば、日本代表のタスクも問題なくこなしてくれるだろう。
（取材：元川悦子、文：編集部）
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