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【写真：Getty Images】

サッカー日本代表は新システムをエルサルバドル戦で採用へ

　サッカー日本代表は15日、キリンチャレンジカップ2023でエルサルバドル代表と対戦する。［4-2-3-1］の布陣を軸に戦った3月の2試合で、日本代表は1分1敗と勝つことができなかった。それから約3か月、日本代表の森保一監督は14日に行われた前日会見で新システムの採用を示唆している。

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「今日（14日）の練習を見て最終的には決めたいと思いますが、昨日（13日）の練習でやった形をベースに戦う準備をしていきたい」

　森保監督は13日の練習でトライした［4-1-4-1（4-3-3）］を、エルサルバドル戦でも採用する可能性を示唆している。また、メンバーについては、「今日の練習で決めたい」としつつも、「4-1-4-1でスタートすると現段階では思っている」と話した。

　三笘薫や鎌田大地、久保建英など、欧州最高峰の舞台で活躍している選手が多く日本代表に名を連ねている。森保監督は「選手の持っている個々の良さを、いわゆる形の中でも表せるようにしていきたい」と話すとともに、「形で選手の良さを殺してしまわないように、選手の良さをできるだけ出せるような戦いに繋げていきたい」と個の力を発揮できるようなチーム戦術を模索する。

　さらに、森保監督はエルサルバドル戦のテーマについて、「攻撃も守備も優先順位」を挙げる。「攻撃の部分であれば、相手にボールを持たれている時間を少なくしつつ、相手がボールを持っているときもできるだけ早く奪って攻撃につなげる。素早く縦に向かう攻撃を優先順位の1番にして臨みたい」と意気込む。

　3月のキリンチャレンジカップ2023では1分1敗で勝利を掴むことができなかった。日本代表はFIFAワールドカップカタール2022後初勝利を目指し、エルサルバドル戦に臨む。

（取材：元川悦子、文：編集部）

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